レースカーテンの選び方
lacecurtain

夜になるとカーテンを閉めますが、昼間の時に光をお部屋に取り込みたくて、カーテンを閉めたくない方も多いでしょう。
ただし、カーテンを開けっ放しと外からお部屋の中のなにもかも見えますので、レースカーテンをかけるのがおすすめです。
レースカーテンは一般、厚手のドレープカーテンと比べて、薄い生地で透け感が美しいカーテンとのことです。
光をたっぷりとお部屋に取り込むことができる以外、紫外線カットやお部屋のおしゃれ作りの役割も果たしています。

レースカーテンが色々な生地があります。

ボイルレースカーテンは、レース糸より細かい糸を平織りした織物を生地として使用したもので、
編み物のレースに比べて、均等で程よい透け感がありながらしっかりとした生地になっています。
生地にプリントや刺繍を施すことができ、透け感を楽しみたい方におすすめです。
また、しわになりにくく、軽やかでさらっとしたような肌触り、シャリ感が特徴で、
清涼感があるので夏におすすめです。

透き通るような美しい透明感のオパールレースとは、「オパール加工」をしたレースカーテンのことです。
オパール加工というのは、織物に透かし柄をつける加工方法です。
専用の薬品で柄を染め、その部分の繊維を溶かして、部分的に透明にした加工をします。
透け感がよく出るため軽やかで美しく、プリントレースカーテンにはない上品な透け感のレースカーテンです。
レース生地にシルエットのような透かし柄を入れることで生み出した繊細で美しい透明感は、とてもエレガントな雰囲気となります。

日々の暮らしに寄り添うため、薄いレースカーテンも色々な機能を進化してきました。

天気が良い日に明るくて、外の風景も見えるお部屋に読書したり、テレビを見たり、家事をしましたらなんか気持ちよいのではないでしょうか。
ただし、外の紫外線は窓ガラスをすり抜けて、約10%-30%ぐらい部屋の中まで入ってきます。
家の中にいても肌や髪が窓から入ってくる紫外線からダメージを受けたり、木製の家具やフローリング、壁紙なども日焼け色褪せになっています。
そんな厄介な紫外線対策として、明るさを保ちつつ、UVをカットの機能が付いているレースカーテンが大活躍できます。

外からの視線が気になったことはありませんか。
またお隣さんが家に近すぎて、普通のカーテンだけかけてもプライバシーを漏れる可能性があるかも？
そんな悩みがある方におすすめするのがミラーレースカーテンです。
特殊な糸を織り込むことでカーテンの一面が鏡のように、光を反射する効果があります。
外から見た時に特殊な穴が視界をふさがれ、なおかつ光を反射する糸になっているので外からお部屋の中を見る時にはとても透けにくくて目隠し効果が高いです。
プライバシーが気になるかたには大変おすすめのレースカーテンです。

通常厚手のカーテンが年1回の洗濯に比べてレースカーテンは薄くて、また光を取り込む役目が果たしており、
お色も通常浅い色がメインなので、洗濯回数が厚手のドレープカーテンよりはるか多いです。
ということで棉や麻のレースカーテンが質感がよいですが、洗濯すると縮みますので、大変不便です。
洗濯できるレースカーテンのほうがお手入れ簡単で、いつでも清潔を保つことができます。

レースカーテンが重視されてくる近年、レースカーテンが純白で無地なものというイメージがだんだん薄くなっている。
お部屋の主役にもなるレースカーテンがおしゃれ作りの役目もはたしています。

エンブロイダリーレースとは透け感のある生地に柄ものの刺繍を施したレースカーテンのことです。
また、刺繍を施したスカラップ状の裾が多いです。
クラシカルで豪華なデザインの刺繍は裾に施しただけでも素敵ですが、上段にも入ると更に上質な仕上がりとなります。
また、生地全体に柄物の刺繍を施し、上品で豪華な印象をもって、華やかな窓辺とお部屋を演出できます。

刺繍を施す以外、レースにプリントすることで、
北欧風、西海岸風、カントリー風、トルコ風、エキゾチック風、クラシック、ガーリーなどいろいろなスタイルを演出することができ、お部屋のアクセントになります。